エイジングケアをいつから始めたらいいのか迷っていませんか？
年齢サインはできることなら予防したいものです。悩ましい年齢サインを予防するにはどうしたらいいのでしょうか？大人の女性だからこそ知っておきたい、エイジングケアのポイントをじっくりと解説します！
そもそもエイジングケアとは？
化粧品などでよく見かける「エイジングケア」という言葉ですが、これは年齢に合った肌の手入れ、という意味です。
肌は年齢を重ねた分、どうしても老化していきますが、肌の調子に合わせて、肌が必要としているスキンケアをしていこう、という予防的な美容がエイジングケアなのです。
たとえば、私たちの肌には「ターンオーバー」という表皮の生まれ変わりの機能がありますが、年齢が高くなると新陳代謝が低下してしまうため、どうしても肌のターンオーバーも遅れがちになります。すると古い角質がいつまでも肌に残ったままになってしまうため、乾燥してゴワゴワしたり、くすみが気になったり、ということが気になり始めます。
年齢サインが現れ始めるタイミングには個人差がありますが、年齢を重ねることにより、いつかはやってくることと言えます。
そのため、予防するには「いつから」と期限を決めるのではなく、「普段から」保湿ケアをして、すこやかな肌をめざすのが重要なのです。
肌が老化する原因とはなんなのか？
それではなぜ、肌は老化してしまうのでしょうか？
もちろん、私たちは生きている限り、加齢を止めることはできません。肌老化そのものは予防できないのです。
この肌老化を進めてしまう原因として挙げられるのは、次の4つです。
老化を進行される理由① 乾燥
老化により、肌にとどめておける水分量は減少します。この水分量の減少により、肌の乾燥が発生し、シワやたるみなど老化を感じさせる現象を引き起こすのです。
老化を進行される理由② 紫外線
紫外線はシミの原因として有名ですが、乾燥をまねいたり、コラーゲンを破壊したりしてしまうものです。紫外線予防を怠っていると、シワやたるみにつながってしまうことがあります。
老化を進行される理由③ 不摂生な生活習慣
睡眠時間が不規則だったり、夜更かしをしたりしていると、睡眠中に行われるターンオーバーを妨げてしまいます。また、睡眠不足などの状態が続くと成長ホルモンの分泌が足りずに老化をすすめてしまうことも。
スナック菓子や脂っこいものばかり食べるなど、食生活の偏りにより肌に十分な栄養が行かずホルモンバランスが乱れることも老化を進める現象の一つです。
老化を進行される理由④ 血行不良
血行不良により、肌に十分な栄養が届かない状態も、老化を進める原因の一つです。運動不足やデスクワーク中心で動かない状態などが続くと、肌の新陳代謝が適切に行われなくなり、老化を進めてしまいます。
エイジングケアはいつから始めたらいいの？
よく「いつからエイジングケアを始めたらいいのかわからない」という話を聞きますが、エイジングケアに「いつから」という明確な線引きはありません。
一般的にはおおよそ３０歳ぐらいから、といわれていますが、肌の状態は個人個人で違うものなので、具体的に「いつから」とはいえません。
ちなみに中国では、「エイジングケアをはじめるのが早ければ早いほど時を止めることができる」などと思っている方がいるらしく、
２０代前半からケアをされる方が多いとのこと。
そのため、以下のタイミングで開始されるとよいでしょう。
- いつまでも若々しくありたいと理想をお持ちになったタイミング
- いつものケアでは満足できなくなってきたと感じたタイミング
セルフチェックしてみよう！具体的なエイジングサイン
若い人でも、気づかないうちにエイジングサインは忍び寄ってきます。「まだ早いかな？」と思っていたら、すでに年齢サインが現れていることもあります。
まずは次のような症状は代表的なエイジングサインがないか、セルフチェックしてみましょう。
- ハリがなく、たるみが気になる
- スキンケアをしているのに乾燥する
- 疲れているように見られる
- 化粧のノリが悪い日が続いている
- くすみが目立つ
- 毛穴が目立つ
- ほうれい線が以前より気になる
- 口角が下がっている
- 目元に乾燥小じわがある
これらの中で、少しでも気になった項目があった場合、エイジングケアのはじめどきです！
シミ？シワ？ 年齢サインの対策法
エイジングケアに「いつから」というきまりはありませんが、年齢サインが気になってきたら、肌のお悩みが増えるのを予防するために以下4つの方法を進めてみましょう。
対処法① 保湿に力を入れる
年齢を重ねるとどうしても肌が乾燥しやすくなります。なぜなら、私たちの肌には本来、ヒアルロン酸などのうるおい成分があるはずなのですが、年齢が高くなるにしたがって、このうるおい成分は減少してしまうからです。
いつから肌が乾燥しやすくなるのかは個人差がありますが、理想的なターンオーバーのサイクルや正常なバリア機能の維持には、うるおいは欠かせません。
ヒアルロン酸などの保湿成分を含有した美容液・クリームを使って、保湿に力をいれましょう。
とくに目元は皮膚が薄く、乾燥小じわが目立ちやすいところです。顔の見た目は目元に大きく左右されるところがあるので、目元の対策は早めに、重点的に行いましょう。
※刺激をあたえないことも重要
肌をゴシゴシ一生懸命洗ったり、高価な美容液などをグリグリ押し付けたりするのは間違ったスキンケアです。肌はとてもデリケートなので、洗顔はたっぷりの泡でやさしく洗い、スキンケアは手のひらでやさしく包み込むようにハンドプレスしていきましょう。
摩擦や刺激を避けるだけでも、立派なエイジングケアになりますよ。
対処法② 紫外線対策に力を入れる
エイジングケアと紫外線は切っても切れない関係があります。なぜなら肌老化の原因を作るのは紫外線が大きな部分を占めるとされているからです。
そのため、日頃から日焼け止めクリームを常備し、日差しが強いなと感じるときには必ず使用するようにしましょう。意識の高い人の中には、1年中つけているという方もいらっしゃいます。
また、日傘などを使って、日光になるべく当たらない努力も重要です。
対処法③ 生活習慣を見直す「食事」
私たちは日々呼吸をして酸素を体内に取り入れていますが、その酸素が活性酸素になると、コラーゲンが作られにくくなったり、メラニンが増えたりします。
老け見えを予防するには、活性酸素を減らす効果や抗酸化作用がある食べ物を積極的に摂取していきましょう。
おすすめの食べ物は以下のようなものです。
- レバー
- にんじん
- 焼きのり
- ブロッコリー
- レモン
- アーモンド
- かぼちゃ
逆に、活性酸素を増やしてしまうインスタント食品や揚げ物などや、アルコールの過度な摂取、タバコなどは控えてください。
対処法④ 生活習慣を見直す「睡眠」
食生活に加えて見直しが必要なのは睡眠です。適切な睡眠もエイジングケアに役立ちます。
私たちの睡眠中には、肌の生まれ変わりの機能であるターンオーバーに必要な「成長ホルモン」が活発に分泌されています。
ところが夜更かしばかりしていたり、眠りが浅かったりすると、この成長ホルモンの分泌が妨げられてしまいます。
肌老化を予防したいなら、最低でも毎日6時間は眠るようにし、目と脳を覚醒させてしまうスマホなどは寝る前には触らないようにすると効果的です。
対処法⑤ 血行を良くする
血行を良くすることで、血の巡りを良くし肌に栄養がまわるようにすることが重要です。
食生活や睡眠以外だと、軽めの運動（ウォーキングやジョギングなど）を週1日からでもいいので続けることが重要です。
また、ヨガなどストレッチでも効果がありますので、個人にあった続けやすいものを選ぶとよいでしょう。
加えて半身浴などをしてリラックスしながら血行を良くすることもできるので、あわせて続けてみてほしいです。
目元の保湿に！話題のマイクロニードルで集中ケア
肌悩みを予防するには、保湿ケアが大切であると前章で述べました。
近頃、目元の画期的なスキンケア方法として注目されているのはマイクロニードルパッチを使ったケアです。
マイクロニードルパッチとは、目に見えないほどの小さな美容成分の針がついた小さなマスクのようなパッチで、肌の奥まで美容成分を届けることができるすぐれものです。
本格的なエイジングケアをしたい人にも、いつからエイジングケアを始めよう、と悩んでいる人にも、おすすめできるアイテムです！
